小学6年生時で海に修学旅行に行くのを止める
娘が小学6年生の修学旅行に行かなかったお話です。
その頃の娘は喘息を患っていましたし、クラス内の雰囲気や担任の先生との相性の悪さから修学旅行に行きたくない!と拒否。私も無理やり行ってもおもしろくないだろう。とスンナリ合意して行かない事になりました。
その時の先生は熱血で、私と娘にどれだけ修学旅行が大切か!と説得を試みていました。
- お友達ともっと仲良くなれる
- 旅行をすることで自分が成長できる
- 修学旅行の話についていけなくなるから行った方がみんなと話しが合う
- 欠席扱いになる
こんな感じでとても説得されたのですが娘の心は頑なに変わりません。
結局修学旅行に行かないことにしました。
私も小学生から修学旅行は大嫌いでしたから反対しませんでした。
なぜ修学旅行にいきたくないか?を考えてみた
修学旅行に行きたくない理由
- お風呂にみんなと入りたくない。(微妙なお年頃)
- みんなと行動を一緒にしなくてはいけない(集団行動苦手)
- 一日中学校にいる気持ちになり、気が休まらない
- 好き勝手に遊べない
- 修学旅行の日程が初めての試みで不安
- 仲のいいお友達がいない。(何日も、ぼっちで過ごすという罰ゲーム!!)
私の場合小さい頃から友達作るのが苦手だったので、ぼっちでしたから修学旅行はホントに行きたくありませんでした。
私の「行きたくない」一番の理由はクラスに仲良しのお友達がいなかった事です。
移動の時も、食事する時も一人でしたし、周囲の子たちはみんなで仲良く、楽しそうにしてました。その様子を眺めているだけの自分が哀れに思えて、こんな思いをするなら修学旅行なんて行かなければ良かった。と旅先でずーっと思ってましたよ。
でも子供はそこそこ友人がいたようなので行けば楽しかったんじゃないかと思いますけど、その他の理由、「一日中学校にいる気持ちになって気が休まらない。」事と「修学旅行が不安」でした。
担任の先生が苦手なので旅行の間中、一緒に行動するのが耐えられなかったと言ってました。
繊細な子供にとって集団行動するのは苦痛ですよね。
その後の娘の状態
先生もお友達も、修学旅行に行けなくて可哀そうに・・・っていう感じでしたが、子供はいたって家の中で嬉しそうにしてましたよ。その後お友達からお土産をもらって、修学旅行の話が出ると離れて行ったり、うまくやりすごしてました。
修学旅行に行かないとどうなったか?
修学旅行に行かなくても、誰にも迷惑かけることはないし、仲間外れになる事もありませんでした。
ただ、反省会で話が合わなかったり、授業日数が削られる。卒業写真に載っていないとかはありますが、な~んにも問題ありませんでした。むしろ「繊細さん」な、うちの子は行った方が嫌な思いをしたんじゃないかと思います。
まとめ
積み立てていた修学旅行の費用は学校に手続きして全額返却されました。
行かないと普通じゃない、いじめられるなんて事はありません。わがままを許すかもしれませんが、私が小さい頃、大嫌いだった修学旅行を子供も嫌いだというのであれば、無理に行かせる選択肢は無かったのです。
私は現在も会社員として働いてますし、娘も大学を卒業して無事就職して働いてます。
それに今ではちょこちょこ一人で旅行に行ってますから、何も問題なかったですよ。