初めに
最近の女性は働きながら結婚して、出産、育児が当たり前になって更に介護。といつになっても終わりのない苦労が待っています。結婚して仕事を辞める方は少ないようですが、出産を機に辞める方は3割~5割いるそうです。仮に仕事を続けても、育児との両立に不安を抱いている方は多いことでしょう。
仕事だけでも大変なのに育児まで手が回る気がしない
自分が出産してから職場復帰した時の話
私も結婚してすぐに妊娠したのですが、つわりがひどく、一月に半分行ければいい状態で、とても仕事ができる状態ではありませんでした。出産してからも子供が病気がちで、やはり一月に半分も行ければいいぐらいでしたから、「なぜ、あの人は辞めさせられないのか?」と言われていました。(そりゃそうです。)想像してたより、仕事と育児を両立する事は、はるかに大変でした。
母に面倒をみてもらったり、主人にたまに休んで見てもらったりしましたが、こんなに子供も自分も周囲の人も大変な思いをしてまで自分が仕事をする意味があるのかと、何度も辞めよう辞めようと思ってました。(私の同期入社で出産した人はほとんど辞めてます。)
なぜ自分が仕事と家庭を両立させようとしたか
それでも仕事を辞めなかったのは経済的な事情から将来が不安になっていたのと、自分の積み上げてきたキャリアを手放すのが惜しかったためです。主人の扶養に入る事で意見が言えない状態であったり、無収入な自分が個人として自立していない弱い立場の人間になるのではないか?そんな不安があったのです。結果働いていたので主人が亡くなっても生きていく事ができましたけれど。
仕事をした後悔のわけ。両立は苦しかった
自分で仕事を選んだのに過去の自分の選択肢が違っていたら、今よりも良い生活や幸せを手に入れていたんじゃないのか?と後悔する時もあります。
(経済力、自分のキャリア、配偶者、子供、マイホーム・・・幸せを全て手に入れようとして、子供と家以外を無くした自分です。全てを手に入れようとする者は全てを失う。)
育休を10か月取得していた日々は私には楽しい毎日でした。朝ご飯を作って主人を送り出し、夕方まで育児しながら家事をこなす。ご近所の方とお茶をしながら休憩してみたりと充実していました。そんな幸せがずっと続けられればよかったのに、それで満足していればよかったのに、なんの不安があったのか仕事に復帰して、子供も自分も周囲の人も苦労して。
どうしたって母親が主に育児する事になりますから、せめて3歳になるまで家庭にいれば良かったと思ってます。
子供を育てる事が一番大切です。
子供が大事だったこともそうですが、とにかく仕事、家事、育児を両立するには、うつ病になるくらい苦しくて大変でした。それこそ思い出したくない日々でした。
今後の社会へ
女性はなぜ働くのかを調べてみたところ社会とつながりをもちたいから 56.8%でもっとも多く、次いで「お金が必要だから」「育児、家事、介護から離れたい」です。
日本女性の社会進出について昨今とりざたされてますが、私の知り合いで女性管理職になった人は結婚してても、お子さんはいませんでした。子供を持つお母さんには職場の環境、周囲の理解、育児のし易さなど、まだまだ整っているとは言えません。女性が活躍するには、ずっと先になる事でしょう。
でも仕事を心から続けたい人ってどれくらいいるんでしょうか?少なくとも私は心から望んでいたわけでなく、社会から孤立するのと、経済力が低下するのを恐れたから止む無く働く事を選んだのです。
女性が社会で活躍するのを応援する事も大事ですが、一方で家庭に専念したい人だっているのも忘れないで欲しいものです。
まとめ
私の場合、子供が病気の時は自分の母や夫の親が面倒を見てくれたのでどちらかに子供を看病してもらえました。
今思うと、それが無かったら今こうして同じ職場で働き続けるのは出来なかったですし、自分も病気(うつ病)が治りませんでした。
子供が生まれてから、保育園や幼稚園に行く3歳になるまでは頻繁に風邪や病気になります。近くに病気の子供の面倒を見てくださる方や、病気保育をしてくださる施設があればよいですが、いない方であればしばらく仕事はしないほうがいいです。
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