アングレーム国際漫画祭で特別栄誉賞受賞!
萩尾望都先生がフランスのアングレーム国際漫画祭で特別栄誉賞を受賞されました!
本当におめでとうございます!
漫画「ポーの一族」、「トーマの心臓」、「11人いる!」「半神」などが代表作で知られます。
仏アングレーム国際漫画祭とは
ヨーロッパ最大級のバンド・デシネのイベントである。1974年よりフランス、アングレーム市が開催している。フランスで最も古い漫画関連のイベントであり、「漫画界におけるカンヌ」とも言われている。
引用 :
Wikipedia アングレーム国際漫画祭
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萩尾先生の作品との出会い「ポーの一族」
私が初めて萩尾先生の漫画を読んだのは小学生の低学年の頃。
年上のいとこのお姉さんが読んでいた「ポーの一族」という漫画がありました。
何気なく手に取ってからです。
もう数十年前になりますが、その時見た衝撃は今でも忘れられなく記憶に残っています。
お姉さんと遊ぼうと訪れた部屋の片隅に2冊ほどあった漫画。
表紙の絵はとても美しく、はかなく、幻想的に見え、幼すぎる私でも興味を惹かれるほど素晴らしいものでした。
そのまま手に取って読んでみると、話の内容が理解できなくても「ポーの一族」の世界観や絵のあまりの美しさに、遊びに来たことも忘れてそのまま読み耽ってしまいました。
直ぐに自分のお小遣いで購入し、自分の成長と共に理解や解釈の幅を広げていく事になります。
自分のその時の年齢や環境で作品が伝えてくるものが違ってくるという深い漫画です。(文学ですね!)
ポーの一族、なぜこんなにも心惹かれるのか
作中の絵一つ一つがどれも絵画のように美しく、表情や心情を描いています。
視覚からの情報だけでも素晴らしい!
そして時間軸がそれぞれ違う短編を読んで行くと・・・
まるで自分もエドガー達と一緒に時の中を旅しているかのようです。
そして、その中に出てくる話はエドガー達の出会った人間達との、ひとときの話です。
話一つ一つが人間の仄暗い部分や希望などを織り交ぜた、何度読んでも感動できるストーリーなのです。
エドガーは14歳でバンパネラとして時が止まってしまいました。
飢えや老い、病気やうらみ、恐怖全てから解放されたポーの一族。
人ではない特別な存在になって人間界を永遠に旅しています。
私もこの世界で生きる苦しみから解き放たれたい!一緒に時の旅にでたい。
そんな幻想を幼いときから、現在にいたるまで思い続けています。
最後に
現在 連載は小学館 「月間flowers」で連載中の「ポーの一族 青のパンドラ」です。
欠かさず読んでます!これからも萩尾先生を応援しますね!
読んでいない人は絶対にオススメです!漫画の少女漫画の始祖になる萩尾望都先生の作品です。感動間違いなしですよ!