ホーム » 美術展 » ファンタジーアート展2024感想。天野喜孝、最高!

十数年ぶりの天野喜孝展

天野喜孝先生を知ったのは中学生でした。書店に並べてあった「吸血鬼ハンターD」という小説の表紙を飾っていて幻想的で魅力あふれる絵を見て直ぐに虜になり、小説を買いました。それから今でも大好きで、時折展示会があれば必ず見に行っていましたが暫く足が遠のいていましたので、何と十数年ぶりです。
久しぶりに見ても変わらないどころか最早、神様の領域に入っていました。眼福でしたよ。

いざ!ファンタジーアート展2024へ

午後1時過ぎの受付でしたが30メートルほどの行列ができていました。20分待って受付へ。
アンケートに答えて首から下げるカードをもらって入場しました。

入場特典品は来場予約が必要

ファンタジーアート展の来場予約してから会場に行きました。予約特典は天野喜孝先生が描くステッカーです。そして会場に訪れた方達全員にアートカードが無料で配られました。(2024年2月時)
(2024夏新作発表では公式ホームページによるとアートカードと、クリアファイルになってます)

空をバックにゴシック建築物があり、異世界の乗り物に乗ったドレスを着た女性が横たわっています。
絵を見た瞬間から天野喜孝ワールドへ転送されました。

ゴシック調の建物と空に浮かぶ女性

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入場予約はこちらから

こちらのサイトから各会場ごとに予約できます。

ファンタジーアート展 (artvivant-fantasyart.net)

天野喜孝、弓彦親子の展示同時開催

今回は天野喜孝先生のDNAを受け継いだ弓彦氏も展示していました。
緻密に描かれた百鬼夜行は日本のもののけをまるで見てきたかのようでした。また一緒に描かれている女性が融合して怖さだけでなく雅さも溢れています。

技法が変わっていてびっくり!

グインサーガやファイナルファンタジーの絵がずらりと並んでいました。
一枚一枚近くで見ると、十数年前とは技法も変わって、そして『鬼神来たりぬ』では真鍮の上に絵を描いて所々、なんと!ダイヤが入ってました!

『FINAL FANTASY XI ワールドマップ』では漆の上から描いてみたりと明らかに斬新でした。

FINAL FANTASY XI ワールドマップは4つの絵を合わせて一つの作品となるヴァナ・ディールのワールドマップを描いた金屏風の世界地図で、まるで仏教美術のように荘厳です。

一番のお気に入り

今回一番のお気に入りだったのはやはり「吸血鬼ハンターD」シリーズの『薔薇姫』です!
ガラスの上に描かれた薔薇の上に主人公の『D』が横たわっています。普段は黒でダークな色使いが特徴ですが、今回はピンクと赤が入り混じったような薔薇の花びらがDを浮かび上がらせて溜息が出る程でした!
しかもガラスの上に描かれているので照明を浴びると影ができて立体的に見えてこの世の中に浮かんで見えます。
お値段が〇〇万円したので、諦めましたが、今回はA3のクリアポスターを購入しました。
額装して飾ろうと思ってます。

吸血鬼ハンターDが薔薇の上で横たわっている

展示会だからセールスはある

ただ展示販売会ですから絵を買ってもらおうと「どの絵がお好きですか?」「ライトを当てて近くで見てみますか?」などと、店員さんからセールスがあります。

私は絵を近くで見させて頂いたあと、直ぐに「ありがとうございました。申し訳ありませんが絵は買いません」と伝えましたのでそれきりになりました。

絵を購入しないのであればはっきりと購入意思が無い事を伝えて長居せずに早々に立ち去りましょう

まとめ


十数年ぶりに行った天野先生の展示会は技法も画力も桁違いに芸術性が昇華していて絶対に見て感動間違いなしです。
ファンタジーアート展2024、まだの方は是非行ってみてくださいね!

天野喜孝先生が感化されたミュシャ。この度、栃木市立美術館にいって素晴らしいミュシャの作品に触れてきました。興味のある方は下記リンクから読んでみてください。
ミュシャ展関東、栃木市に行ってきました。変わらずの美しさ

投稿者
管理人

管理人ミカ

こんにちは。50代主婦。夫が天に召された後、 子供1人と2人暮らしをしてます、シングルマザーです。様々なトラブルと出会い、何とか頑張って生きています。皆さんの励みになれば幸いです。

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